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尼崎・大阪 救急病院・脳ドックの合志病院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。合志病院で行っている腹腔鏡下手術についてご紹介いたします。

腹腔鏡下手術

合志病院 外科では、以前より胆石症と急性虫垂炎に対する腹腔鏡下手術を行ってきましたが、2010 年4 月より胃癌 ・ 大腸癌に対する腹腔鏡下手術を導入し、消化器疾患に対する腹腔鏡下手術の導入を図っております。

腹腔鏡下手術とは、内視鏡によるポリープ切除や早期癌に対する粘膜切除 ( いわゆる消化管内視鏡治療 ) とは異なり外科医が行う手術です。
我々は以前より胃癌 ・ 大腸癌に対しては消化管内視鏡治療とともに、内科的治療の適応がない症例に対しては開腹下に手術を行ってきましたが、最近の手術器具の発達や腹腔鏡下手術手技の発達により、胃癌 ・ 大腸癌に対する腹腔鏡下手術が安定して行えるという報告が多くなってきたため、当院でも腹腔鏡下胃切除と腹腔鏡下大腸切除術を導入しました。

この腹腔鏡下手術が開発されるまでに外科手術といえば通常では開腹で行われており、このため胃癌 ・ 大腸癌などに対する標準手術といえば現在でも開腹手術を指します。
ところが、 1990 年代より胆嚢胆石症に対しての胆嚢摘出術を腹腔鏡に行う試みが報告され、、それ以降でも日本でも腹腔鏡下胆嚢摘出術が急速に広がるとともに、様々な消化器疾患に対する外科手術が腹腔鏡下に行われるようになりました。
この腹腔鏡下手術とは、これまでの開腹手術とはまったく異なった手術であり、腹腔鏡を通じて手術室にあるテレビモニターを見ながら行う手術です。

術中風景(クリックで拡大)

つまり、通常の開腹手術では、直接対象臓器を手や肉眼で確認しながら手術を行うことが可能ですが、腹腔鏡下手術では手術では携わる医師はテレビモニター画面を通しておなかの中を見るため臓器を触る官職は手術器具を通してしか伝わってきません。
実際に我々が対象部位を触れることは不可能であり、このことから外科医師にとってやや難易度は高く、かつ高度な技術が必要です。

しかし、最近の腹腔鏡の改良によりテレビモニターに手術野の極めて詳細な画像を映し出すことが可能となり、外科医師にとっては自分の目で見るよりはるかに正確で安全な腹腔鏡下手術も可能となってきました。手術を受けていただく患者さんにとっては手術創が小さいため術後の痛みも少なく、術後早期に歩行が可能で、腸管の蠕動開始も早いことで食事の開始も早く、早期の社会復帰も可能です。
ご高齢の方でも手術後の回復は非常に早いとされています。ただし、術後合併症が無いわけではなく腹腔鏡手術特有の合併症や、開腹手術と同定度に発祥する合併症もあります。

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合志病院 外科では、2010 年 4 月より腹腔鏡胃切除 ・ 腹腔鏡大腸切除術を導入するとともに、胆石症に対してはこれまで行ってきた腹腔鏡下胆嚢摘出術からさらにきずを少なくした単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術も導入しました。
これらも腹腔鏡下手術はきずが小さく術後の回復が早いなどのメリットを有していますが、そのメリットを生かすためには出来るだけ安全に手術を行う必要があります。
我々は、腹腔鏡下手術の安全性向上のために、手術術式を定型化することと手術に関する知識の向上を常に行うとともに、腹腔鏡下手術の際には日本内視鏡外科学会の認定する技術認定医の指導のもとに手術を行うように努めています。

LADGの手術手順書(クリックで拡大)

さらに、腹腔鏡下手術では術者の目の代わりになるのは内視鏡 ( 腹腔鏡 ) とモニターであり、手の代わりになるのは様々な腹腔鏡下手術用の手術器具です。
これらの状態が良くないと手術の安全性に支障が出る可能性があります。
このため。2010 年 9 月よりオリンパス社のハイビジョンシステムと Karl Storz 社の手術器具を導入することで手術の安全性向上を図り、患者さんに安心して手術を受けていただくことができるような取り組みを行っております。

手術器具(クリックで拡大)

2010 年 4 月から 2011 年 3 月までの症例数は胃癌に対する腹腔鏡下胃切除が 8 例、腹腔鏡下大腸切除術が 18 例でした。いずれも、術中には合併症はなく安全に手術可能でした。
また、腹腔鏡下胆嚢摘出術施行症例数は図のごとく増加していますが、従来の 4 孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術に比べより整容性に優れた単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術を導入したことが特徴であり、現在まで 17 例の方に適応しました ( グラフ 1 ) 。
単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術は従来の手術よりやや難しい手術であるとされていますが、術前治療を行っていない症例などに適応を制限することで安全に行えております。
また、これに伴って虫垂切除術も腹腔鏡下に行うことが多くなり、 2010 年度は 20 例の方に腹腔鏡下虫垂切除術を適応しました ( グラフ 2 ) 。

グラフ1(クリックで拡大)グラフ2(クリックで拡大)

最近の腹腔鏡下手術の進歩や新しい手術器具の開発により、腹腔鏡下手術は安全に行うことが可能になっています。
しかし、施設によって技術の格差は存在するのは事実であり、手術適応や手術時間も大きく異なっているのが現状です。
今後とも合志病院 外科では安全な腹腔鏡下手術を心がけるとともに、技術の習熟と安全性向上のための取り組みを続けていきます。

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